あの解体屋が社名変更したw

 癌が治る、散弾銃が撃てると人気だった伝説のひきこもり支援引き出し屋、粋塾の母体企業、氷室建設が匠建設に改名して再登場です。

新しいサイトも登場。https://takumi-kensetsu.net/

 代表者名が変わっているように見えますが、この人はグループ企業である産廃会社の人。カモフラージュ策なのでしょうか。わかりやすいけど。ただ、更新途中なのか別のサイトでは代表者名が逮捕された人のままだったりしますが、追々修正されていく事でしょう。
https://kankyojoho.pref.aichi.jp/haikigyosyapdf/G062281.pdf

ひきこもり支援の闇、だけに終わらない騒ぎ

 いやぁ、凄いことになっていますねぇ。
単なる「ひきこもり支援の闇を暴く」レベルの騒ぎじゃ無い。建設業のイメージダウンとか、日本の銃規制をもっと厳しくすべきとか、日本改革論的な状況にすらなっている。

 単にセルフネグレクト系ヒキ達を収容して暴利をむさぼる典型的な引き出し屋ビジネスの紹介だけに終わらない。粋塾の元締めである愛知県東海市氷室建設社のサイトは閲覧不可になっているし、代表の妻の親父も引き出し屋メンバーに散弾銃を貸したことで捕まったし。

 自分の子育てが失敗して産んだ子がセルフネグレクト系ヒキになり、悩んだ挙げ句に丁度いい姥捨て山を発見。邪魔になったSN系ヒキ息子娘を廃棄することには成功したものの、そこは想像を遙かに上回る反社会的勢力系組織で施設がなくなってしまうかもしれない状況。当然姥捨て山へ捨てられた恨みを抱えてヒキ達が戻る。

 戸塚ヨットスクールもしぶとく生き延びていることからしても、需要はあるから粋塾はしっかり生き残りそうだけど、解体屋は続けられそうにもないし、代表妻の親父がやっているボート屋も深刻な不祥事発覚でこの先どうなることやらで氷室建設グループは今後動画での洗脳が解けないでいる哀れな人達の支援で粋塾事業を中心にしていくことになるでしょうか。

 ところで、粋塾スタッフで岐阜県出身の元校長先生、武藤好伸さん。最後になって人生に見事な汚点を残してしまいましたね。粋塾信者にも「教員です」なんて得意げにコメントしている人達を見る度、「教師は世間知らず」とよく罵られたりするけど、この言葉は真実なんだなと賛同せざるを得なくなりますね。

新しいタイプの引き出し屋紹介

 最近はそのパワープレイ振りが社会問題となって、なりを潜めていたと思われていた「引き出し屋」が新しい形となって甦っています。

 愛知県に本社のある株式会社氷室建設(http://himuro-kensetsu.co.jp/)が運営する株式会社粋塾(https://shinjiru-yuki.com/)。既にお気づきと思いますが、多くのひきこもり支援と異なるのが営利を目的とした組織である「株式会社」だということ。ひきこもり支援を営利でやっているということは、当然親会社である氷室建設社の従業員になってもらうことが目的なのも容易に想像出来るところ。今までにも誰も従業員になりたくないブラック企業が(セルフネグレクト系の・以下同様)ひきこもりを連れ出して半ば強制的に従業員にさせて、働いたら負けなブラック労働に就かせるケースは多々あったけど、自社のグループ企業にひきこもり支援ビジネスを目的としたものを設立して、引き出してきたヒキ達を就労させるなんてなかなかの名アイディア振り。しかも粋塾在籍中はひきこもり支援ビジネスなので研修のコストを親権者の負担にさせることが出来るから、解体屋の社員教育にかかる費用を節約出来るという訳か。

 あっ、閃いた。親会社の解体技術(あるんか?)を応用してヒキを引き出す時に、「当社の親会社は住宅解体業の株式会社氷室建設ですが、住宅解体の技術を応用した”家を壊さずに引き出す“ことができます。これが他の引き出し屋との違いです。」なんて差別化が出来そうですね。他の引き出し屋はヒキが住んでいる部屋の扉を壊してでしか引き出せないし、それ故に扉の破壊を演出として利用せざるを得ない面もあるようだけど、粋塾は「お客様の資産を極力毀損させないようにヒキを引き出します。」という謳い文句で、あんな奴産まなきゃ良かったと後悔しかないヒキ息子娘の追い出しに苦慮する哀れな家庭を収益源に出来る。そして、親会社も誰も志願することがなくなりつつある建設業系の中でも特に不人気な分野である職種の人員確保が親権者の経費負担で叶うのだから正に最高のビジネスモデル。

 で、粋塾社のサイトを見て気になったことが二つ。
一つ目は、カンパを募集していること。株式会社なんだから資金調達ぐらい自力でやりましょうよ。百歩譲ってもクラウドファンディングで。
二つ目は、

なんと!癌が治るとか。
癌が治る引き出し屋なんて強力なセールスポイント。ただ、事業としてやるにはいろいろと手間がかかるので、ひきこもり支援とは違ってそう簡単に始めることは出来ませんね。

 そういう意味でも、ひきこもり支援は楽に始められる美味しいビジネスだということを改めて痛感した次第です。