「自立からの卒業」今頃になって入手。
前半部分は両親を亡くしたことによる「真の自立表明」だったので軽く読み飛ばす。この本の見所は、ひきこもり支援界隈の闇を暴いた第四章と第五章。引き出し屋に限らずひきこもり支援全体が楽して儲かる福祉ビジネスとして蔓延している現状を面白おかしく描いています。
なかでも「ボールペン支援」という言葉が出てきたので、詳細を知りたくて「ボールペンの分解と組立 ひきこもり支援」でググったら、多くのひきこもり支援連中がやっていて笑うしかなかったですね。元々は障害者の就労支援で行われているものを、ヒキ就労支援に流用した物だけど、こんなパズルゲームの出来損ないみたいな物手指の器用さを簡易的な計測することは出来ても、「訓練」が出来ると考えている時点でひきこもり支援界隈連中の頭の中は脳ではなくお花畑が詰まっているのかなと思いましたね。これでヒキの親族などから料金を徴収したり助成金の給付を受けることが出来るのですから、ひきこもり支援ビジネスは儲かるんだなぁ、と納得。引き出し屋のような暴力パワープレイはいらないから体力に自信が無くても始められる楽勝ビジネス。やっぱり、ひきこもり支援は参入障壁が低いw
でも支援界隈がターゲットにしている「ひきこもり」ってブラック企業やクソ学校が嫌で自宅に引きこもっているんでしょ。そんな人達に「就労支援」なんてやる意味があるんですか? その答えも彼の本には書いてあって、敢えて意味の無いことをやらせてヒキ達を「無能扱い」することだとか。これは、ブラック企業の社畜化やカルト宗教の洗脳策と同じ方法論。無能扱いしておくことで支援組織に付いてきてくれることを狙ってるのでしょう。
話はボールペン支援に戻ります。ググったら、ボールペンを使ったパズルゲームを取り入れているヒキ支援や障害者支援連中で占められていましたよ。ホントマジで受ける。こんなことをやっていてもインフラ設備のメンテナンスが出来るわけでもなく、車の運転がうまくなるわけでもなく、エクセルのマクロが組めるわけでもなく、パワポ職人にもなれない。つまり就労支援ではないことがわかります。
と、いうわけでひきこもりシーンの把握に使える書籍の紹介でした。