引きこもり生活の世界へようこそ!
知れば知るほどに、引きこもり生活の優位性が際立ってくる。唯一の難点は運動不足だけ。省エネルギー、環境負担の抑制、経済リテラシーの向上。すなわち、エシカル消費の象徴。日常生活のカイゼン活動。引きこもり生活は地球を救う!
ひきこもりは、地球をキレイにする
引きこもり生活を始めると、外出の頻度が減りますが、これが省エネルギーや環境負担の抑制効果をもたらします。マイカーや交通機関の利用頻度が減るからです。特にマイカーの利用頻度が減ることによる、有害な排気ガスや熱の排出を減少させる効果は多くの人々が想像出来ることでしょう。
皆が引きこもることによって、夏の気温上昇を抑制出来るようになることも夢では無いかも知れません。
ひきこもりは、貧困を撲滅する
引きこもり生活を始めることによって、同じ生活の質を維持しながら、それにかかるコストを削減することが出来ます。ムダな外出をしないことで、可処分所得が増えるからです。
このことは、資産作りの種銭を確保することや、借金を抱えてしまった場合でも返済ペースを上げて一円でも金利負担を抑制することが可能となります。
今までは、引きこもったままで収入を得る方法は、例え犯罪であっても極めて限られた方法しか存在していませんでしたが、2000年以降に始まった世界的かつ大きな動きによって、在宅で出来ることがどんどん増えて行きました。勿論、「引きこもり生活を始めたいけど、俺は現場作業でしか稼げない質だから……」という方も収入確保は今まで通りの方法で続けて、私生活に引きこもり生活を採り入れて充実した日常を送ればいいのです。
ひきこもりは、治安を良くし、社会福祉を向上させる
夜のコンビニにたむろするヤンキー、祭りが始まると徘徊を始める悪ガキ共……最近見かけなくなったように思えますが、これも引きこもり生活の普及が影響しているのかも知れません。勿論、犯罪も電子化されてネット上で行われるようになってきてはいますが、むしろネット上での方が被害に遭わないようにすることがしやすいですし、捕まえることもやりやすくなります。
障がいや高齢などで介護が必要な人達も、引きこもり生活で自分自身や介護者の負担を減らすことが出来ます。言うまでも無く、外出移動の機会が減るので介護する側もされる側も肉体的精神的な負担が減るからです。「介護業界は善行を装ったブラック労働」と揶揄されることがありますが、引きこもり生活によってその汚名を返上出来るかも知れません。
マイカーや交通機関の利用機会が減少することは、交通事故や犯罪の遭遇機会減少にもつながります。フレンチ飯の予約に間に合わないからと必死になっている上級国民が運転する車にひき殺されたり、通り魔に襲われるといったマイクロテロの被害に会う機会も減少するのです。
引きこもり生活は、己だけで無く周りの人々の命をも守る社会福祉の向上をもたらすのです。
ひきこもりは、ダイバシティ(多様性)の象徴である
引きこもり生活の営み方は人それぞれ。引きこもる場所・時間・頻度も人それぞれ。タワマンに住む女神も、引きこもり拠点を手に入れた資産家も、値段の割りに質の良い賃貸を借りて資産作りに勤しむ未来の資産家も、自他共栄・共存共栄の思想がひきこもりや引きこもり生活には根付いています。
収入の獲得方法が在宅勤務や不動産・金融商品の運用で無ければならないと決めつけたりせず、現場作業が得意分野だという人はそこで稼いで、私生活は徹底的に引きこもることも正解の一つ。正誤の判定基準は「引きこもり生活者本人が満足出来ているか否か」。引きこもり生活の正解は数えることも、第三者が判定することも出来ません!
ひきこもりは、社会との関わりを自由自在に制御する
引きこもり生活を営むことで社会との関わりを断つことが出来ると考えている人がいたら、それは叶わない夢であることに気付くでしょう。第三者との比較に狂う親族共。新たな鴨を追いかけ続ける、ひきこもり支援ビジネスの連中共。「ヒキ叩き」で広告収入の増大を狙うマスメディアや広告代理店の連中共…… 我々からすれば単にマイペースな暮らしを営みたいだけなのに、ほんと鬱陶しいw
でも、それが現実なら、引きこもり生活を社会との関わりを自由に制御するための方法論として使いこなす、という発想の転換をしてみませんか。今や自宅にもやりたいことが一杯溢れている、という現代の常識が引きこもり生活を応援している、というもう一つの現実にも目を向けて、外出しなくても生活で成り立つ仕組み作りに邁進していきましょう!
ひきこもりは、社会への静かな主張である(サイレントデモ)
ブラック企業での勤務で精神を病んだからひきこもった。学校よりも自宅で学習する方が捗るからひきこもった。前者は働き方改革、後者は新しい学びの機会を提案することを引きこもることで主張提案しています。これらの静かな動きがデモ行進などの目に見える社会抗議と相まって「社会体制の改善」を提案する動きとなっていることは間違いありません。
ひきこもりは、存在そのものが社会貢献である
借金苦で自殺も考えた人へ引きこもり生活を提案することで、借金返済が順調に進み自殺を考える必要性すら無くなったとか、年収二百万円でも資産作りが捗って貧困層脱出のきっかけを手に入れたりと、手前味噌ながら感謝されてしまうライフスタイル。それが、引きこもり生活。この結果を一言で表せば「社会貢献」です!