引きこもり生活には食洗機が必要

 年末年始を過ごしている時、食器洗いをしていてふと、結構水使うなぁと思うようになってその流れに身を任せるように食洗機をポチってしまいました。

 機種の選定をするに当たって、動画サイトや各メーカーのサイトを覗いていましたが、大手メーカーで大容量な据え置き型を作っているのはパナソニック社だけ。逆に1~2人分の食器が洗えるコンパクトな機種はシロカAQUAアイリスオーヤマ(サイトを見ると「生産終了」の表示が出たままで後継機種の紹介が無い事から事実上の撤退が考えられます)にサンコー(ニッケグループだとか)や無名中国メーカー数社……と小さな機種は激戦区。昔は4~5人分相当の据え置き型機種を国内の大手メーカーが手がけていたのに、現在は一社だけだったり、システムキッチンへの組み込み(ビルトイン)型も国内は三社だけで他はミーレやAKG等のドイツメーカーが人気だったりと食洗機市場もなかなか変化の激しい状況。

 そうか、最新の引きこもり生活であるステイホームが定着したものだから自炊をする人が増えて、食器洗いも衣類を洗うように機械に任せたいという需要が高まっている、ということか。

 もともと自宅の流し台には分岐水栓が付いていて、転居当時に「食洗機も置けるな」ということに気付いてはいたものの、当時は食洗機がいるほど食器や調理器具は揃えないだろうということで導入は見送っていました。それが引きこもり生活をもっと極めたくなれば当然自炊頻度も増えてその後片付けの負担も増える一方。手間だけで無く水道の使用量も増えてきたので、食洗機を使って一日分まとめて洗えば労力も光熱費も節約出来るのでは?いうことで遂に導入へと至りました。

 で、使って見た感想は。大満足!食器洗いしている間に風呂へ入る。食器洗いの手間が少なくなる(食洗機で洗えないものだけ自分で洗う)ことがこんなにストレスフリーに近づくなんて思いもしなかったですよ。もうこれからの引きこもり生活に欠かせないアイテムです。

 ……なんて記事を書いていたら、パナから一人暮らし専用機種が登場するという情報が。来月中旬発売予定のタンク式で食器を洗った後は、そのまま収納として使えるとか。このように益々熱くなる食洗機市場。もう引きこもりシーンでも無視出来ない存在となっています。

2022年の引きこもりシーンはひきこもり支援を支援した年w

 今年の引きこもりシーンは、なんと言っても「ひきこもり支援」の闇が暴かれた年。「引き出し屋問題」など初期の引きこもりブーム時代から話題問題になっていたものが再び脚光を浴びたこともあれば、「壺議員とその仲間達」による新たな利権獲得作戦にヒキ達が利用されてしまったり、「資格商法」が現れたりと、パンデミックによるステイホームブームで再びぶり返してきた引きこもりシーンの活発化に併せて照明に引き寄せられる蛾のようにひきこもり支援ビジネスも活発になってきた状況にそれらの闇が照らされることにもなりました。

 これはリーマンショック期辺りから現れてきた、「巣ごもり消費」をはじめとする引きこもりを前向きに捉えて、採り入れることによって生活の質を向上させようとする動きが活発になってきたことで「引きこもりを悪者扱いする人達の“正体”」について関心を持たれるようになったことがあるのかも知れません。

ブラック企業の新業態としても使われている

 引き出し屋問題に続いて、「ヒキを治すには就労が一番!」と銘打ってブラック企業連中がひきこもり支援ビジネスに参入している事実も明るみに出ました。これも以前からひっそりと噂になっていたものですが、今回ようやく事実として表舞台に立ったわけです。おとなしそうなヒキならネコババピンハネなどもやりたい放題出来そうだし。いうまでも無く、引きこもる理由の一つに「働いたら負け、という事実に気付いたから」というものがあります。つまりヒキ達を就労させるということは、彼らを虐待していることになります。また、本来ならブラック企業の経営者達を処刑台へ吊るし上げるべき、という事実から目を逸らせるための方便でもある、ともいえるでしょう。

狙った利権は逃したくない

 意外に思えた現象も発生しました。ちきりんさんや小森ひき子さんのような「ひきこもりを前向きなライフスタイル実践の方法論として使いこなしている」人達へ執拗に絡みつき、嫌がらせをする連中が沸いてきたこと。このページでも紹介しましたが、何故か引きこもり生活を前向きな生活様式の一環として捉える考え方を必死になって否定したり、「苦しんでいるひきこもりがいることを忘れるな、お前らも苦しんでいる様子を見せろ」などと引きこもり生活をエンジョイしている人々へ、場違い勘違い間違い見当違いに加えて基地外なコメント荒らしをしている連中です。自分たちが引きこもり生活をエンジョイ出来ないでいるものだから、うまく引きこもっている人達を妬んでいるのか。それともひきこもり支援ビジネスの連中が引きこもりに対して良いイメージを持たれると商売にならないから印象操作の一環として行っているのか。でも、そのことが逆に引きこもり生活の良さを際立たせることになり、「ひきこもり支援の連中必死だな」とひきこもり支援ビジネスの闇を晒してしまうことになり、自分たちで自爆行為的な結果をもたらすという、皮肉な結末になってしまいました。

同調圧力に屈したら今後ずっと搾取されるだけ

 あるひきこもり支援ビジネス組織関係者は、ヒキの親を「簡単に騙せる情報弱者の権化、便利な打ち出の小槌」として扱っているという情報も得ています。まぁ、ヒキ達に対してあれだけ酷い扱いをしているのであれば想像出来ることですが、「人並み」に拘る同調圧力に屈してしまっている、あるいはその考え方へ洗脳しておいて毎月50万円程搾取している「ヒキ預かりのサブスクサービス」としてボロ儲けが出来るというわけです。でも月五十万(年間六百万円!)ならヒキを養っている方が安上がりだと思うのですが、そこら辺の計算ができないからひきこもり支援ビジネスの鴨にされるのかな、とも個人的には思います。

 翌日は新年。初詣はウイルス感染が怖いのでしっかりと引きこもりましょう。それでは新年まであと僅かな時間ですが良いお年を。

独身者の「新たな常識」を採り入れる人々が増えている

 パンデミックも収まりつつあるようですが、STAY HOMEムーブメントを機に、引きこもりでは無い人々も引きこもり生活の良さを認識して日々の暮らしに賢く採り入れて行く傾向が現れているようです。

「不便感じない」「体調良くなった」 丹波地域への移住者急増 テレワーク浸透で過去最高|丹波|神戸新聞NEXT

 夫はデザイン業界の会社員。職場は今も大阪で、自宅から通勤に2時間弱かかるが、繁忙期を除けば週に1、2回は在宅勤務で済ます。「新型コロナでテレワークが一気に進み、『意外と在宅でできるやん』と気付いた。不便は感じない」。職場が遠くなった分、むしろ家庭と仕事でメリハリがついた。

https://www.kobe-np.co.jp/news/tanba/202205/0015317487.shtml

 外出を厳選する、という傾向は省エネや地球の汚染を抑制する、社会体制の如何に関わらず決して避けられない、地球を守り抜く為に必要な行為。いつもの台詞ですが、この世界的なビッグウェーブに乗るしか無い、溺れてなんかいられない状況となっています。

これからのひきこもりに必要なことは、ひきこもりではない人達のこれからにも必要なこと

 話は変わって、動画サイトを覗いていると、引きこもりなら既にやっている「白物家電にこだわる」、「住設機器への関心が高い」といった住環境への向上心旺盛な人が増えています。例えば、この方。著名なYouTuberで収入は年八千万という噂も聞く方ですが、「大きな冷蔵庫の導入」、「照明へのこだわり」、「自宅を建設」とこれからの引きこもりに必要なことは引きこもりで無い人々にとっても必要なことになっていくことを身をもって示しています。では動画を。

【激安】怪しい中華メーカー製「冷蔵庫」買いました!!
電気工事、照明って難しいよな?
【ルームツアー】ロマン重視な1億円の家を建設!悲劇発生www

引きこもりシーンも動画で情報発信する時代へ

YouTuberの約半数が月収1万円未満 ブログ同様に厳しい現実

何年か前から「ブログはオワコン(終わったコンテンツ)!これからはYoutube!」などと言われたりしてます。……(中略)
……でもあっという間にレッドオーシャンになってしまったという感。

https://www.retire2k.net/entry/2022/04/17/100000

 何々、「レッドオーシャンになっている」ということは、動画による情報発信が普及していると言えるな。小遣い稼ぎは無理でも引きこもりシーンの情報発信には使えそうだ。と、いうことでYouTubeでの引きこもりシーンについて調べてみました。

 まずは、地上波テレビや5ちゃんねるでおなじみの価値観に基づいた作品を。

58歳ひきこもり①~8050問題の先の現実(2020年6月1日放送)

 ひきこもりは辛いです苦しいです不幸です。という、うんざりするほど聞き飽きた価値観。彼の場合は最初の就職で躓いたので、充分な資産作りが出来なかった。という不利な点もあるけど、就職をすることがゴールだと思い込んでいたことで不幸が増幅された感じ。ここら辺は非自発的に引きこもった人達が陥る状況みたいだけど、自宅でできることが沢山ある状況に気付いて欲しかったな。

 最初の検索結果にガッカリしながらも気を取り戻して、いろんなキーワードで検索してみたけれど、自分のだらしない暮らしぶりを晒して「ヒキな俺を笑ってくれ」と自虐的な演出をやっている作品や宗教団体やひきこもり支援団体のヒキ叩き作品などばかりで、迷わず途中で再生停止して「低評価」を押しまくっていました。

「ひきこもり」に拘る理由は何も無い

 もう一度気を取り直して、「ひきこもり」に拘らず、自宅での暮らしを愉しんでいる人達の作品を探してみると、ありますあります。お宝が。これぞ最新引きこもりのハートを鷲づかみにする、勉強になる作品。例えばこちら。

【インテリア選びのコツ7選】賃貸物件でも理想のインテリアを叶える|2LDK|オレンジ・イエローのナチュラルなお家|SUBラルなお家|SUB

 彼女は引きこもりではありませんが、紛れもなく今を生きる引きこもりにも相応しいライフスタイル。学ぶべきものがあります。

 勿論、「巣ごもり消費」、「おうち時間」といったおなじみのキーワードも忘れずに検索していくとお宝は無限大に。これらを見て行くにつれて、自分が動画を作成するならこうすべきという方針が自ずと決まっていきます。

 また、今回の調査で新たな発見が。それは高齢者のVlogerやYouTuberも活躍していること。「高齢ひきこもり」という言葉があるように、引きこもりの年齢層も幅広くなっています。高齢の(ヒキで無い)VlogerやYouTuberが活躍しているのなら、当然……

 こんな事を書いていたら、他のヒキコモリスト達に先を越されそうですが、自分なりに動画づくりの練習を続けていきたいと思いますw

2022年の引きこもりシーンは

明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします

 初詣は、自宅に引きこもってヒョウタンツギ様にお祈りしました。
今年も、引きこもりシーンの進化発展が止まりません。これからも、このサイトでも、必死になって追いかけていきます。

 併せて、皆様の引きこもり生活発展を願っております。