「苦労」を自慢してくる奴には気をつけろ

 「若い時の苦労は買ってでもせよ」という諺があります。
何でも、若い時に苦労をすれば役に立つことがあるのだそうですが、誰も「成功」することを保障しない突っ込みどころもあったりします。
そして、あの諺を連呼する者は、大抵が「苦労を売る側」。
つまり、自分が苦しんだから第三者が苦しむところを見ておきたい、という卑しい思考回路の持ち主であることは間違いありません。

  • 若い時の失敗は許されるから、苦労を…… 嫌なこった。失敗の積み重ねで成功の獲得を目指すことは「試行錯誤」であって、苦労なんかじゃないし。
  • 自分は「苦学生」だからデモ行進をしている学生を見ると殺意を覚える…… どうせ「ノンポリ(死語)」とか気取って現実逃避していただけでしょ。本当の敵を見極めることも出来ない奴が勉学を捗らせることが出来るのでしょうかね。で、借金返せていますか?w
  • 携帯乞食と、ポイント乞食が許せない。俺は正規の価格で購入しているのに不公平だ!!…… なんでMVNOへ代えないのですか?えっ、クレカが作れないのですか?”自助努力”(笑)していませんね。乞食活動一つとっても、特に携帯乞食に関しては、好条件な物件の発掘に実際に店舗へ通うなどそれなりの労力と時間を費やしています。貴方は一度でもそれをやりましたか?

……ほんと、苦労を自慢する奴に限って、何もやっていないんだよね。怠けているのは一体どっちですか。愚かな宗教やそれに準ずるカルト思想(地上波テレビのクソ番組を含む)の耳辺りの良い言葉に酔ってネット検索すらしない。うんざりします。

己の目的遂行の際に必要な事柄に苦痛を伴うものがあるのでしょうか?
ありませんよね。多少手間時間がかかる程度。
仕事なんかで納期が迫っていたら、納期を間に合わせるために一部行程を省略するか。省略しても大して時間が短縮できないのなら睡眠時間を少しw削って作業をこなすか。それとも、思い切って納期を再調整してもらう(多分無理だけどw)か。
そんな一連の手間を惜しまないこと。これらは、苦労でも何でも無く、純粋にやるべき事柄の一つでしかありません。
つまり、苦労というものは無駄な労力を美化するための言い訳台詞。「ムリ・ムダ・ムラ」の象徴そのものです。
某自動車メーカーの人達が「へそでお茶を沸かせるか試してみようかw」って、からかってくれるかも知れませんよ。
「苦労は百害あって一利なし」
気付いている人が増えています。苦労は有害な物であって義務として採り入れてはならないと言うことを。

引きこもりなら挽きたての香辛料を使うだろ

 昔、どこかのSNSで「ひきこもりは“ひき”だけあって挽肉が好みらしい」なんてネタを見たことがあるけど、最新の引きこもりなら更に前進して「挽きたての調味料」を使っていると思います。
岩塩に黒胡椒などといった、特に香辛料は挽きたてが香り高くていつもの飯がより美味しく感じられますよね。
かつては挽きたての岩塩や香辛料は、買えるところも限られていて田舎では手に入らない物であったそれらも、今や業務スーパー辺りでミル付きが手軽に入手できるようになりました。この状況になれば、むしろ引きこもりで無い人の方が挽きたて調味料を愛用している可能性が高いようです。
ついでにコーヒーも、炒り豆から挽きたてを淹れることが引きこもりのコーヒー生活には欠かせないことになりそうですが、ミルの準備や後片付けまでやることが労力が嵩みますし、炒り豆よりも挽いた粉の方が安価に入手できることから、「コーヒー豆を挽く」ことは余程のコーヒー好きやオタク・マニアの領域に達している方の楽しみ方といえるでしょう。
引きこもり生活者達の進化は、自炊のスタイルまでにも及んでいる。以上、現状の報告でした。