10/2 ガイアの夜明け BS JAPAN

日経スペシャル ガイアの夜明け :
日経新聞グループの放送局が、ブラック企業をテーマにした番組を作って放送したこと自体が大きな前進だと思います。
録り逃した人は、BS JAPANの再放送(10月2日21時~)をお楽しみに。
録画できない人は日経ビジネスオンデマンドでw

人や物を“速く”運んでどうするの?

 それは凄いですねぇ、パチパチ。
それで、終了。設備建設時の利権利益獲得機会が増えることぐらいしかありがたみを感じないですね。
なぜなら、引きこもり生活の歓びを知ってしまった者からすれば、物体の高速移動を行う必要性はむしろ減ると思っているから。
例えば、机の上で出来る作業。「IT革命(あいてぃーかくめい)」のおかげで、「“机”の置ける場所」がかなり増えました。ノマドワーカーがいい例。極端な話、手のひらだけで出来ることもあるしね。今までの移動手段でも机で出来ることが出来るのなら、移動時間が長くても、「行き先でやるべき事」の準備ぐらいは容易に出来るようになってきましたよ。我々からすれば、在宅勤務など移動しなくても出来るようになって欲しいぐらいだけどねw
で、高速移動の必要性なんてあるのでしょうか?
移動時にも出来ることが増えているこの御時世に、トンネル掘って、超電導磁石のために冷却する設備を作って、出来たら出来たで、運転し維持するための膨大なエネルギーを消費して……割に合わない移動方法であることは間違いないですね。車離れも進んで、高速道路の利用も減っているぐらいだから他の移動手段も余り伸びが期待できなくなっていると聞きます。
もう、移動しなくても出来ることが増えているのなら、これからは、移動機会を減らすことに注力する方が効率の良い「仕事」ができるでしょう。
通販だって、必ずしも朝頼んで夕方に届けてもらう必要性は無いのだし……

iPod Classic 終了への想いw

 世間のアップルネタと言えば、iPhoneのモデルチェンジや腕時計型端末だったけど、自分にとっては以前から噂になっていたiPod Classic(蔵)が本当に終了してしまったことの方が衝撃的な出来事だった。あれは、2004年。車のBGM用に購入した四代目の40GBモデルだった。スマホがなかった当時はPodCastingの聴取などにフル稼働していたね。部屋でも、ラジオ代わりに外部スピーカーなんかつけてた。
そうしているうちに、「電池が妊娠」してしまったのを機に、2009年、発売されて間もなかった蔵へ乗換え。ゆとりの160GBで以後はロスレス形式で取り込むようになったりしていったけど、そうしているうちにスマホを導入して、PodCastingはスマホで聴くようになった。その後の蔵はリッピングデータ専用機になっていき、屋外でのBGMはかさばるのが嫌でwスマホでの利用へシフトしていき、車内専用機となっていった。
正直、屋外や車の中で聞く分に関しては、今のプレーヤーの性能では可変逆圧縮データの粗もわかりにくくなっているし、部屋で聞く時ほど品質への要求は無い。だから、今使っている蔵の寿命が尽きたら、データをMP3かAACへ変換してポータブルSSDへ放り込むか、やっぱりスマホのネットラジオにしていくか……と、思案していた矢先でもあった。
ありがとう蔵。これでリッピングの手間が自宅用FLACのそれだけで済むようになるね。若い頃は、色々弄る愉しみもあったけど、今は純粋に音楽聴取や情報収集がやりたいだけなんだ。ネットラジオを知ってしまったのも自分の価値観を変えるきっかけになったのかも知れない。
そして、もう娯楽商品のためにお金や手間をかける時代じゃ無いからねw

エントロピープロダクション/ビブラストーン

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 この時代に押さえておきたい楽曲として以前にも紹介したものに加えて、近田春夫氏率いるビブラストーン。過去に発表したアルバムは歌詞カードの掲載が出来ないものばかりw 勿論、引きこもりの共感を呼ぶ歌詞が多数揃っていて、例えば第一作に収録されている、「ジェットコースター」は欲望の肥大化を依存症のごとく止めることが出来ない資本主義社会の現実をアトラクションのスリルを求め続けたがる客の心理に例えたもの。他にも「コマーシャルスター」や「パブリックエネミー」など、引きこもりには共感を覚える楽曲のオンパレード。そして、演奏のかっこよさ!これはもう、動画サイトを見てもらえば説明よりわかりやすいので是非ともご覧下さい。
でも、これも森田童子と同じく、再発は無理そうだね。僕はどういうわけか、殆どのアルバムを入手していたし、中古もまだ手頃な値段で買えるだけ森田童子よりマシなのかも。
ビブラストーン パブリック・エネミー