ブラック企業、人件費の値切り方

 あるブラック企業の、人件費の値切り方です。
他のブラック企業関連の情報源に依れば、「定番の一つ」なんだそうですが。
  • 誰でもいいのでとりあえず採用。
  • 当然気に入らない部分が出てくるので難癖をつけ始める
  • 「お前はハズレだ」と罵り、面接で提示した賃金よりも格安の額しか払いたくないと駄々をこねる
  • 雇用契約書の作成拒否。勿論面接時の提示条件との相違を隠蔽するために
  • 各種社会保険の加入まで拒否。←ブラック犯罪企業確定。
  • 同様のはしたない行為を紹介会社に対しても行い、己の腹黒さを誇示することにも成功w
さすがブラック企業の先駆者、ピカツー創業者を崇拝するだけのことはある。

ただ、会社の規模形態を問わず違法行為を行ったり、自分がされて嫌なことを他人に対しては臆することなく実行できるその人間性って、事に及んだ瞬間は得した気分に浸れるのかも知れないのだろうけど、後の結果は確実に敵を増やすだけで、周囲は勿論、自分自身にもなんの益ももたらさないんだよね。

2014年は、日本の負の名物ともいえるブラック企業経営者達が犯した愚行を精算する年となることを願わずにはいられません。

値切る人は値切られる人

 何につけても値切る人って、自分ではお金の使い方が賢いと思い込んでいるみたいだけど、周囲からはどう思われているんだろうね。このテーマについて検索してみたのだけれども、多くの人が否定的にとらえいて、肯定しているのはいかにも地上波テレビしか見ていないような人種に向けた(?)レベルの低いアフィリエイトリンクを貼りまくった家電量販店での買い物ガイド(笑)や「値切りもコミュニケーションの一つ」と開き直る(二度と行かないくせに)奴のページぐらいだった。
確かに、激安店はギリギリの収支ラインに設定していて本当に値下げできないだろうし(値切ることによって収入が減り、人件費や設備投資が滞って品質低下を招く。すき家のバイト人員大量退職騒動も似たような物w)、30年で壊れるハウスメーカーの家や5年で壊れる某日本車は値切るまでもなく避忌するべきもの。他の選択肢が豊富な現代で、値切る手間や時間を費やす人って、明らかにその時の消費だけに気を取られて、購入後に起こりうる事態の予測を立てることが出来ない、想像力の貧しい人なんだと思う。
商品価値と価格のバランスを見極める事が出来るのなら、最初から値切る必要なんか要らないし、費用だけでなく値切る労力と時間も節約できる。
僕が見聞きした値切りネタで驚嘆したのは、派遣業で派遣に来る人員の賃金を値切った人の話。まさに人身売買の感覚だよね。でも派遣だって純粋に人件費の節約をするのなら直接雇用で非正規雇用者を雇う方がお得。勿論求人の募集はハロワや自社のサイトなどで安く広告w なのに、それが出来ないと言うことは、嘘をつかなくてはならない程の悪行を繰り返していて、ハロワは出入り禁止状態で、既に「荒らした」ところでは悪い評判が行き渡ってしまっていてこちらも出入り禁止状態になってしまっているからなのだろう。
あなたの値切りが、あなたの首を絞める
ホント、自分が値切られているからって第三者に八つ当たりするなんて最低だよね。

人を試す人

 扇動や誤認を仕掛ける行為を教育の一環のつもりでやる人がいるけど、あれって明らかに人間関係の対立を煽って、崩壊に導く行為でもあるよね。ほんと、全ての会話を録音しておかないと業務がなりたたない、他人を疑わないと意思疎通が出来ないもん。
昔だったら、何故か辛抱してしまったりしているのだろうけど、今はそんなことをやる必要はない。誤ったこと、悪いこと、されて嫌なことにははっきりと拒否の意思表示をすれば良い。そう、ブラック飲食チェーン店に勤めていたバイト達が一斉に辞めていったようにね。
辛抱をすると、頭のおかしな人達を肯定すること、すなわち、過ちを肯定することになる
だから、脱出しよう。景気は冷えているけど、人手不足は収まらなくなっている。
試されたら、試し返せばいいのだから。