田舎にまで「消費社会の構造改革」が!

 自宅から数十キロ離れたところに、地元では有名な本屋音楽映像ソフトを中心にした商業施設をやっていたところがあったのですが、今年度に入ってから系列レンタル店の閉店ラッシュで、遂に「本拠地」も実質閉店状態。ウェブサイトを見ても分かるように、運営企業の状態もそろそろ……といった感じになっています。かつては、全国の売り上げベストテンにギリギリw食い込む程の存在感を示していた時期もあったこの企業も、いずれは「正式発表」があるのかも知れませんね。
これは紛れもなく、読書や映像音楽鑑賞の引きこもり生活化が進んでいるということでしょう。
パッケージは通販で、かさばるのが嫌なら配信サービスで。娯楽ごときに貴重な時間や燃料交通費を費やす人はもういません。
そんな御時世に、近所にある「最大手(のFC)」チェーン店敷地でファストフード(笑)の店が出来るという情報が入ってきて、またびっくり仰天。
店主さんはいつまで続ける気なのか分かりませんが、本気じゃないことだけは確かです。ご存じのようにファストフードは誰でも作れるようになっている物。今やそれを作る手間を惜しむ人は激減していて、「自炊」したことをSNSやブログで自慢することが主流となっています。
ついでですので、「種明かし」もしておきましょう。たこ焼きや、鯛焼きなどには専用のミックスも揃っていて、設備一式とともにすぐに開業できる体制があります。例えば、ここ。機器の開発から材料一式までまさに「ワンストップ」でお任せで開業できちゃうのです。
と、なれば益々購入するのがアホらしくなりますよね。だいたいファストフード購入のために時間や燃料交通費を費やすのなら、自宅で作った方がそれこそ fast に食いたい物が調達できると考えるのが引きこもり流ですw
終息に向かっている業態同士の笑える協働に、自宅のホームベーカリーで作ったピッツアやパウンドケーキをほおばりながら、衰退の惨状を見届けようではありませんか!

広告:材料の価格にびっくり!これでたこ焼きの値段があれなら、コストパフォーマンスでも自炊最強伝説は衰えませんw