値切る人は値切られる人

 何につけても値切る人って、自分ではお金の使い方が賢いと思い込んでいるみたいだけど、周囲からはどう思われているんだろうね。このテーマについて検索してみたのだけれども、多くの人が否定的にとらえいて、肯定しているのはいかにも地上波テレビしか見ていないような人種に向けた(?)レベルの低いアフィリエイトリンクを貼りまくった家電量販店での買い物ガイド(笑)や「値切りもコミュニケーションの一つ」と開き直る(二度と行かないくせに)奴のページぐらいだった。
確かに、激安店はギリギリの収支ラインに設定していて本当に値下げできないだろうし(値切ることによって収入が減り、人件費や設備投資が滞って品質低下を招く。すき家のバイト人員大量退職騒動も似たような物w)、30年で壊れるハウスメーカーの家や5年で壊れる某日本車は値切るまでもなく避忌するべきもの。他の選択肢が豊富な現代で、値切る手間や時間を費やす人って、明らかにその時の消費だけに気を取られて、購入後に起こりうる事態の予測を立てることが出来ない、想像力の貧しい人なんだと思う。
商品価値と価格のバランスを見極める事が出来るのなら、最初から値切る必要なんか要らないし、費用だけでなく値切る労力と時間も節約できる。
僕が見聞きした値切りネタで驚嘆したのは、派遣業で派遣に来る人員の賃金を値切った人の話。まさに人身売買の感覚だよね。でも派遣だって純粋に人件費の節約をするのなら直接雇用で非正規雇用者を雇う方がお得。勿論求人の募集はハロワや自社のサイトなどで安く広告w なのに、それが出来ないと言うことは、嘘をつかなくてはならない程の悪行を繰り返していて、ハロワは出入り禁止状態で、既に「荒らした」ところでは悪い評判が行き渡ってしまっていてこちらも出入り禁止状態になってしまっているからなのだろう。
あなたの値切りが、あなたの首を絞める
ホント、自分が値切られているからって第三者に八つ当たりするなんて最低だよね。

「値切る人は値切られる人」への4件のフィードバック

  1. どうでしょうか。
    「価格保証」を謳った家電量販店と最初から極限の価格を設定している激安店との価格差振りをみれは、値切り行為を愉しんでもらうためにわざと「値切りマージン」が設定されていると考えてもいいのかも知れませんね。
    客をおだてるためにw

  2. 今は、昔とは違ってコスト管理も緻密になっているはずなので、無駄はかなりなくなっているはずですよね。だったら、買う時も無駄のない買い方をしたい物だと思います。値切らなくても、最初から安く買える店はありますから。

  3. これだけネット通販や家電量販店が当たり前になっている今の時代ではね。
    昔は大阪の日本橋では(多分秋葉原なんかでも)値切るのが当たり前で、値切らなければボッタくられる感覚でした。
    値切り下手の私でも「これいくらまで下がりますか?」の一言だけで少しは安くなっていましたからね。懐かしい時代です。

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