巷で騒がれているブラック企業の定義って「激務、パワハラ、低賃金」の定義で一括りされているようだけど、もうひとつ忘れてはいないだろうか。
法令違反。
こいつを忘れては、ブラック企業を語る際の説得力を失うと思う。激務とは無縁の労働環境で賃金の納得のいくレベル、の職場・会社であっても例えば正社員で募集しておきながら当初の三ヶ月間は非正規扱いだったり、社会保険の加入を行わず“本採用”時に慌てて遡っての加入を行う偽装工作を行う企業や有給の扱いについての説明を敢えて隠蔽して録らせない方向へ持って行かせる企業もブラックの烙印を押すべきだと思う。
何、そうすれば日本の企業は死滅する?へぇ、日本の企業はブラックの巣窟状態ですか。それはいいことを聞きましたねぇ。そんな事言っても正当化にすらならなくて、「日本の恥」を明るみにしたということで一歩前進じゃ無いですか。
良かった良かった。
激務労災系はもちろんのこと、法令違反系ブラックもさっさと片付けておくことが日本再生につながると思いますよ(棒読み)。