この時代に押さえておきたい楽曲として以前にも紹介したものに加えて、近田春夫氏率いるビブラストーン。過去に発表したアルバムは歌詞カードの掲載が出来ないものばかりw 勿論、引きこもりの共感を呼ぶ歌詞が多数揃っていて、例えば第一作に収録されている、「ジェットコースター」は欲望の肥大化を依存症のごとく止めることが出来ない資本主義社会の現実をアトラクションのスリルを求め続けたがる客の心理に例えたもの。他にも「コマーシャルスター」や「パブリックエネミー」など、引きこもりには共感を覚える楽曲のオンパレード。そして、演奏のかっこよさ!これはもう、動画サイトを見てもらえば説明よりわかりやすいので是非ともご覧下さい。
でも、これも森田童子と同じく、再発は無理そうだね。僕はどういうわけか、殆どのアルバムを入手していたし、中古もまだ手頃な値段で買えるだけ森田童子よりマシなのかも。
ビブラストーン パブリック・エネミー