また、ひきこもりに代わる新たな言葉が?!

 気温も低くなって、断捨離や大好きな部屋の清掃にも力が入って投稿の方がほったらかしになっていました。
その間にも、引きこもりシーンは刻一刻と変化を続けていて、また新しい呼び名が生まれつつあります。

「ひきこもり」の表現 “社会的距離症候群”に変更を 専門家

山根教授は、「ひきこもり」という表現によって室内に閉じこもっているというイメージが広まっているものの、実際には買い物などで外出する人も多いとして、ほかの人と心理的な距離があることを表す、「社会的距離症候群」という呼び方を代わりに使うべきだと提言しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210926/k10013277111000.html

 なんだか、抽象的な表現。彼らが問題視しているタイプの「ひきこもり」には、本当に全く外出していない人達が少なくて、むしろ積極的に外出していていない人達は、引きこもり生活を積極的に愉しんでいる人達が多数であることから、苦肉の策で考案したのだろうけど、そもそも社会的な距離なんて当事者各々が決めることでなんで他人に「症候群」などと云われなきゃならないのか。
 これだと、引きこもりでは無いが、いわゆる「世捨て人」的な生き様を目指している人々も対象になってしまうし、誰もが思春期に経験した「とにかく一人で自分自身を見つめたくなる時期」に浸っている状況下でも地上波テレビなどヒキ叩き連中の攻撃対象にされてしまう恐れがある。まさしく「ほっといてくれよ」の心境、”No Feelings” /「分かってたまるか」の世界。なぜなら、「社会的距離」の基準設定自身が曖昧なもので、好き勝手な基準設定でやりたい放題にされてしまうから。

 もう、どうせなら「社会的距離延長症候群」なんてもっと具体的な表現にでも変えればいいのに。それ以前にマイペースな生き方を否定することを良しとするこの島の風潮をなんとかしないといけないなと思うわ。

投稿者: 引きこもり生活研究家

江戸アケミと手塚治虫の両氏を師と仰ぎ(?)、ヒョウタンツギとこひつじのティミーをこよなく愛する引きこもり生活の研究の余念が無い自称中年男性。