高級スーパーのコストパフォーマンスは侮れない

 気が付けば、田舎の中堅スーパーもいかりスーパーや紀伊國屋スーパー張りの上質路線に転換したところが増えています。

昔、西宮に住んでいた頃。月一の贅沢は梅田や三宮のデパ地下が最強だと思い込んでいたところに、親戚の人から「あんたの近くにいかりスーパーがあるのになんでそこで買わないの? 他のスーパーより絶対的な価格は高いけど、デパ地下よりは同じ物が遙かに安いのに。お金をかけずに贅沢ができる確実な選択肢だよ。」そんなアドバイスに目を覚まして以来、月一の贅沢はいかりスーパーで愉しむ習慣が付いていました。
梅田や三宮への遠征費用や時間も節約できて、その分いかりスーパーで欲張ったり購入した商品を愉しむ時間も増えるといいことずくめでした。

……それからウン十年後、田舎に引っ越してからはいかりスーパーにも通えなくなって通販で似たような物を漁っていた頃に、地元の中堅スーパーが突如安売り店からの方針転換を図って上質系に生まれ変わったということで行ってみたところ、なかなかいい感じで愛用するようになりました。そうしているうちに、今は閉店してしまった西友がウォルマートグループ傘下のメリットを生かした輸入品の充実を図ったり、業務スーパーが中国以外の国の食品も扱ったりと今まで激安を売りにしていた店も品揃えを強化する事態になったのは皆さんもお気づきの通り。

この流れ、始めたのは元々は北野エースだと思います。普通のスーパーだった昔の「エース」は行ってみたことがあるのですが、二度と行きたくないと思いましたね。とにかく汚れている。価格も目玉商品だけが安くて他の商品は当時出来たばかりのダイエー(今となっては死語同然だけどw)にやられぱなっしの悲惨さでしたよ。安さを売りにするなら、やっぱりEDLPに限りますわw
それから阪神大震災をきっかけにしたという上質路線の転換で起死回生に成功した話は皆さんもご存じの通り。これに倣った中堅スーパーがゾロゾロ出てきたのもある意味小売業界へ押し寄せたビッグウェーブなのかも知れませんね。

令和時代の引きこもり達―引きこもり生活の現状と将来を研究する(β版)」で、最新の引きこもりはラ・ムーやドン・キホーテの類いは利用しない、と書きましたが、絶対的な価格の安さではなくて支払った金額よりも受け取る価値が高く感じられる店を選ぶ、という基準なら業務スーパーもカルディコーヒーファームも高級スーパー(老舗も新興勢も)も同じ土俵で選択するのが現代引きこもりの価値観と言えるでしょう。

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