令和時代の引きこもり達―引きこもり生活の現状と将来を研究する(β版)

 高速交通や通信の発達により外出の必要性が激減した今日、自宅など特定の箇所に留まる際の質を向上させる事の重要性が注目されています。自宅は単なる休息を取るための場所ではなくなり、移動の必要性が激減したことで移動そのものの要不要を厳しく問い詰め、「仕方なく行う」移動でさえもその質の向上が求められつつあります。自宅や事務所作業所など特定の箇所に留まることも、移動することも、誰もが最大限の価値を得る義務が与えられているのです。
このページをご覧の方で「私は引きこもりではない」とお考えでしたら、残念ですが既に引きこもり生活の応用とも思える行動を普段の暮らしに取り入れているかも知れません。でも、悲観することはありません。それは、貴方が引きこもり生活の優れている点を日常生活に取り入れているという賢明な選択を行っている、只それだけのことであって何ら間違いを犯しているわけではないのです。
このページでは、日常の生活水準向上策としての引きこもり生活をあらゆる角度から見つめ、記していきたいと思います。
(現在β版として、随時追記や訂正を行っております。)

多種多様な引きこもり達、大まかな分類をしましょう

 80年代辺りは、精神面での長期休養が必要な人達が精神科医等のアドバイスを受けようとせず(家族などが「世間体」を気にして受けさせない、というのも含めて)部屋の中に閉じ込められてしまった人達を連想させる言葉であった「ひきこもり」も、今ではムダ支出を抑えて資産作りに挑戦するために引きこもる人や両親など親族の介護のために時間や労力の削減策として引きこもり生活を取り入れる人、労働に就いている時に溜め込んだストレスを解消するため休日はしっかり引きこもって最高の休息をとることで次回の労働に備える……などなど、引きこもり生活も十人十色、多種多様化が進んでいます。

  • 貯蓄・資産作りタイプ― クレカのお得な使い方を研究したり、株主優待の有効な使い方を研究実践したり、一生引きこもれる不動産物件の獲得へ向けて必死になったり、早期リタイアの備えをしたり
  • ご家族の介護や育児など、家族を守るために必死な人達が自分自身の心身を守るための効果的な最善策として
  • 仕事へ全力投球するために体力等を蓄える方法として最高の休息を得る手軽に始められる最善策の一つとして
  • 料理を作ったり、花や実のなる植物を育てたり、ヒョウタンツギやこひつじのティミーを飼育したり、家電製品の研究をしたり、酒の飲み比べをしたり、ホームシアターやゲームオタクに萌えキャラに囲まれて……など部屋の中で行う娯楽教養が大好きで外出なんかやっている場合じゃないという人
  • 所謂サイレントテロリストが実践する際の方法論の一つ
  • ミニマリストが余計な外出をしないことに目覚めたことで
  • シンプルライフ実践の一環として
  • 日常生活の「カッコ良さ」を追求した結論としての様式

……と思いついただけでも、8つ。他にも在宅勤務で健康的な生活を手に入れたり、早期リタイアを実践している人が引きこもり生活で資産を守りながら暮らしていたりと引きこもり生活は健全のライフスタイルの一方法論として定着しつつあります。勿論、今後は引きこもり生活をこよなく愛する筆者でも想定できない引きこもり生活の様式が生まれてくることでしょう。

住生活への投資を重視する

 現在の引きこもりは、引きこもるところが必ずしも自分の部屋だけではありませんが、自分自身が引きこもるところの快適さや利便性、そして光熱費などの維持費の削減に余念がありません。つまり、最高の住環境を維持することを使命としています。これは生活の基盤となる「自宅」の整備を行うという当然の行動である事に他なりません。

白物家電の研究に余念が無い

 白物家電の存在は、自炊の時間や労力を削減しや掃除洗濯の手間を減らすためなど住環境の向上に欠かせないものとなっています。例えばホームベーカリーを導入してその日から出来たての食パンで毎朝を迎えられたり、ピッツアを生地から作って楽しんだり、ケーキを出来たての自家製でティータイムを迎えたりすることが当たり前のように行える歓びを享受しています。

業務スーパーやカルディコーヒーファームを愛用する

 最新の引きこもり達はネットスーパーや生協の個配といった宅配サービスだけでなく必要であれば店頭での買い物も苦とはしません。食欲を満たすための準備としての外出は必要な外出であり、決してムダな外出ではないからです。その中でも業務スーパーや西友、カルディコーヒーファームで食料を調達することが多いようです。これらの共通点は、比較的低価格(カルディも紀伊国屋スーパーやイカリスーパーなどと比べたら安価)であるだけでなく世界中の優れた品物を「田舎」でも調達できることです。中でも業務スーパーと西友は低価格と輸入品の品揃えが豊富なため今すぐ入手したい場合にも重宝します。かつて業務スーパーは中国製冷凍食品を大量に売っているだけ、という印象だったのが今では世界中からの食品を手頃な価格で日本へくまなく届けるワールドフードストアとして飛躍的な発展を遂げているし、西友はウォルマートグループに属していることの利点を最大限に活用した品揃え(特に酒類の輸入品が個性的)が魅力となっています。
一方で、ドン・キホーテやラ・ムー、トライアルなどの純粋に安さ重視した店は、品質・品揃えの貧弱さや店舗レイアウト及び客層の劣悪さなどで引きこもり達にとっては余り魅力を感じていないようです。

見切り品は、節約のためではなく贅沢を楽しむために活用する

 食料廃棄が社会問題となっていますが、これらの解決にも引きこもり達は一役買っています。マスメディアなどでは、見切り品の購入を節約術として紹介していますが、実際には普段は買えない高級品を無理せず入手するために見切り品が選ばれていることが現状です。勿論引きこもり達は自宅で最高の暮らしをするために同じ費用なら「贅沢」が愉しめる高級品の見切り品を選択し、すぐに使い切って高級品の品質をしっかりと愉しみ切ります。
例えばチーズ。白カビや青カビで熟成するタイプや「ウォッシュ」タイプといった出荷後も熟成が進むチーズは賞味期限も短いため熟成の進んだ完熟品に値引きシールが貼られることが多く、引きこもり達や一部のチーズマニアがこぞって狙いを付けていることから一部の店では賞味期限ギリギリまで貼らないところもあるようですw

クラフトビールやプレミアムウイスキーを好む

サイレントテロリストとの共通点

 21世紀以降のライフスタイルを語る上で欠かせないものとなった、所謂「サイレントテロ」の実践と傾向のなかに「ひきこもり」が含まれています。

ミニマリストとの共通点

輸入車、特にイタリア・フランス車を好む

引きこもり生活は「移動のムダ」を排除した結果である

 今更ながらのことですが、引きこもり達は「移動のムダ」には厳しい態度を取ります。例えば鉄道の利用で朝夕ラッシュ時の混み合う列車に乗ることはお金や時間を使って苦痛を得るという愚かな行為であると考える一方、「乗り鉄」達が敢えて各駅停車の列車を始発から終点まで乗り切る行為に関しては「その列車を愉しみ尽くす」という行為であると捉え否定はしない、といったようにです。見方を変えれば、乗り鉄はお気に入りの列車に引きこもっているという考えも成り立つわけで、そういったところでも引きこもり生活との共通点があるのかも知れません。

引きこもり生活は日常生活にもトヨタ生産方式を採り入れた結果の一つである

 トヨタが嫌う「7つのムダ」の中に、「 運搬のムダ」というものがあります。運搬は価値を生み出さない必要悪ということで、これは先出の「移動のムダ」に当てはまります。言うまでも無く、日常生活で移動のムダを抑えるための手っ取り早い行動の中に引きこもり生活が含まれているのです。

引きこもり生活はライフスタイルの一選択肢である

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